皆さま、こんにちは。
現在、私たちが向き合っているのは、山深い渓流での「治山(ちさん)ダム」の建設工事です。 普段、街中ではなかなか目にすることのない治山ダムですが、大雨の際に山崩れを防ぎ、下流へと流れ出る土砂や流木を食い止めるという、地域の安全に直結する非常に重要な役割を持っています。


【現場の環境・難しさ】 現場は、ひとたび大雨が降れば土石流が発生しかねない険しい谷あいです。 足場は決して良くなく、天候の急変にも常に神経を尖らせる必要があります。自然の力と真正面から向き合う場所だからこそ、現場には独特の心地よい緊張感が漂っています。
危険と隣り合わせの場所で施工を進めるからこそ、何よりも最優先されるのは「作業員の安全確保」です。 気象情報や上流の状況変化を細かく把握しながら、無理のない確実な施工計画を立て、一歩一歩着実に工程を進めています。
【日々の積み重ねとやりがい】 重機を慎重に操り、型枠を組み、コンクリートを打設していく——。 何もない険しい谷に、少しずつ頑丈な堤体がその姿を現してくる様子を見る瞬間は、土木技術者として大きなやりがいを感じる時間でもあります。
完成すれば、このダムは何十年、何百年とこの谷に残り、下流で暮らす地域の方々の暮らしを静かに守り続けることになります。
【結び】 現場はこれから次の工程へと進んでいきます。 自然への敬意と警戒を怠らず、チーム一丸となって「絶対無事故」で安全に工事を進めてまいります。